Coc.nvimを触ってみようアドベントカレンダー 23日目 – coc-tabnine
Coc.nvimを触ってみよう Advent Calendar 2021 23日目です。
今回は coc-tabnine
です。
coc-tabnine について
補完とLintを行う言語サーバのTabnineを利用する拡張です。coc経由で利用できる言語サーバ自体数多くありますが、Tabnineは少し踏み入った動作を行ってくれます。
coc-tabnine をインストールする
vimを起動した状態で以下のコマンドを実行します。
:CocInstall coc-tabnine
依存しているTabnineをコマンドで追加インストールします。
:CocCommand tabnine.updateTabNine
以下の表示が出たら完了です。Restartしておきましょう。
:CocRestart
使ってみる
基本は何らかの拡張子が付いたファイルを開くか、拡張子付きファイル名を引数として渡します。
vim test.py
Tabnineと他の言語サーバの違いは、以下のように関数を書いてみると直ぐに分かります。
import datetime def test(a: datetime): print(a)
動作すると以下のように引数込で補完対象が表示されます。
あとがき
TabnineのPublicリポジトリをソースにした機械学習をバックグラウンドに持っているだけあって、日本語入力の補完もなめらかなものが提示されます。
coc-tabnineは初期設定の場合Free版をベースにしているためAPIKEY不要で使えますが、自身のリポジトリをベースにした補完を動作させたいのであれば月額$12も検討してみるとよいでしょう。